福岡県 直方市のAGA治療おすすめクリニック5件！丸山町、中泉、下新入、下境、永満寺、上境、日吉町エリア

病院概要

独立行政法人 地域医療機能推進機構 福岡ゆたか中央病院は、昭和23年5月に開院し、直方・鞍手地区の二次医療圏の中核を担う公的病院です。病床数は152床で、一般病床100床、地域包括ケア病床32床、結核病床20床を有しています。診療科目は内科、外科、乳腺外科、消化器科、呼吸器科、循環器科、呼吸器外科、整形外科、眼科、肛門科、皮膚科、放射線科、リハビリテーション科、リウマチ科、麻酔科と多岐にわたります。基本理念として、理想的な地域包括ケアを実現し、病む人と職員が幸せになり、地域社会が健やかに栄える病院を目指しています。

院内では、地域医療連携室を設置し、地域の医療機関や関係施設と連携を深めています。これにより、患者中心のネットワークを形成し、地域の皆さまが身近な場所で質の高い医療・福祉を受けられるよう努めています。

診療科の特色と取り組み

内科では、生活習慣病の早期発見と予防に力を入れています。糖尿病患者には、定期的な通院による生活指導や入院形式の糖尿病教室を実施し、多職種による療養指導チームを設置しています。

リウマチ・膠原病内科は、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどのリウマチ性疾患に対し、地域で中心的な役割を果たしています。バイオ製剤などの新しい治療法を導入し、大学病院や地域の医療機関と積極的に連携しています。

消化器内科では、早期の消化器がんに対して内視鏡的粘膜下層剥離術（ESD）を実施し、患者の身体的負担を軽減しています。鏡視下手術の技術向上にも努めています。

呼吸器内科は、結核の入院診療を行うとともに、喘息やCOPDなどの呼吸器疾患の専門的な診療を提供しています。呼吸器外科の開設により、肺がんの手術や新しい化学療法も積極的に行っています。

外科は、消化器や乳腺を中心とした幅広い疾患に対応しています。日本外科学会認定の専門医が中心となり、消化器内科との連携のもと、多職種のスタッフとともに専門チームで医療を提供しています。患者の状態に応じて、開腹手術から鏡視下手術まで実施可能で、身体的負担の少ない治療を提供しています。

看護部の取り組みと環境

看護部では、パートナーシップ・ナーシングシステム（PNS）を導入し、20代から50代までの幅広い年代層のスタッフがペアで補完し合い、OJTの充実や安心安全な看護の提供を行っています。入院時から退院後の生活を共に考え、患者の病態やライフスタイルに合わせた退院支援・調整にも多職種と連携しながら取り組んでいます。

手術室では、年間約800～1000件の手術を行い、患者中心の医療と安全な手術治療、温かい看護を提供しています。手術を受ける患者の権利と安心を守り、各部門と協働し、専門性を発揮したチーム医療を展開しています。令和4年10月からは、術前外来および術後疼痛管理チームによる術後疼痛回診を開始し、手術が決定してから退院するまで患者を支援しています。

地域連携と患者支援

地域医療連携室は、直方鞍手医療圏だけでなく筑豊医療圏において、自治体や医師会と協力し、地域の方々の健康管理や疾病管理を行っています。医師会の先生方との連携、高次機能病院群との前方連携、療養型病院・老人保健施設などとの後方連携を通じて、多くの医療機関と共に患者中心のネットワークを形成しています。受診の際は、「かかりつけ医」からの紹介状をお持ちいただくことで、これまでの病気の経過や診療内容を把握し、今後の診断や治療の手助けとなります。

また、看護部では毎年5校から臨床実習を受け入れ、看護基礎教育の一端を担っています。これにより、地域の看護師の育成にも貢献しています。

医療理念と基本方針

社会保険直方病院は、患者中心の医療を提供することを最優先としています。医療の質の向上を目指し、地域社会に適した手作りの医療を実践しています。安心と信頼を持たれる病院づくりを心掛け、経営の安定と職員満足度の向上にも努めています。具体的な基本方針として、地域密着型の病院を目指し、医療スタッフの充実と医療機器の整備を進めています。また、患者への思いやりと優しさを常に心に留め、納得のいく医療サービスを提供しています。地域の医療機関と密接な連携を保ち、直方・鞍手地区の医療の質の向上に寄与しています。さらに、包括的な医療・介護の連携を推進し、急性期から終末期までの医療、高齢化社会への対応に努めています。

このような理念と方針に基づき、社会保険直方病院は地域医療の中核として、患者一人ひとりに寄り添った医療サービスを提供しています。医療スタッフの専門性と最新の医療技術を活用し、地域の健康維持と向上に貢献しています。

診療科目と専門性

社会保険直方病院は、内科、消化器内科、肝臓内科、循環器内科、呼吸器内科、内分泌・糖尿病内科、腎臓内科、人工透析内科、血液内科、脳神経内科、脳神経外科、外科、消化器外科、乳腺外科、肛門外科、心臓血管外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、麻酔科、放射線科、リハビリテーション科の21の診療科目を標榜しています。特に循環器内科に強みを持ち、循環器センターでは24時間体制で専門医が診療にあたっています。整形外科や消化器系領域の手術も積極的に行っています。

また、2020年8月には回復期リハビリテーション病棟を開設し、訓練室だけでなく、病棟・ベッドサイド・屋外など、様々な場面でリハビリを行い、退院後も安心して生活を送れるようにスタッフ全員でサポートしています。これらの取り組みにより、患者の多様なニーズに対応し、質の高い医療サービスを提供しています。

施設と設備

社会保険直方病院は、敷地面積9,643.66m²、延床面積8,776.83m²の鉄筋コンクリート造、地上6階建ての施設です。病床数は156床で、一般病床79床、回復期リハビリテーション病床50床、地域包括ケア病床27床を備えています。主な医療機器として、MRI（VantageAtlas-X 1.5）、CT（TSX-101A）、バイプレーン血管造影装置（InfinixCeleve-INFX-8000V/JC）、骨密度測定装置（Horizon Ci）などを導入し、最新の医療技術を提供しています。

また、JR直方駅から徒歩約1分の立地にあり、交通アクセスも良好です。駐車場は外来用に180台分を完備しており、患者の利便性を考慮しています。これらの施設と設備により、患者が安心して受診できる環境を整えています。

地域連携と社会貢献

社会保険直方病院は、地域の医療機関と密接な連携を保ち、直方・鞍手地区の医療の質の向上に寄与しています。地域包括ケア病床を設置し、高齢化社会への対応を強化しています。さらに、地域の健康維持と向上に貢献するため、各種健康教室や講演会を開催し、地域住民の健康意識の向上に努めています。

また、職員のやりがいを大切にし、働きやすい職場環境づくりを目指して、年間休日120日以上の充実した休暇制度を導入しています。これにより、幅広い年齢層のスタッフが和気あいあいと活躍しています。地域の「しあわせ」が私たちの使命であり、「安心」「安全」が私たちの仕事です。