医師の指導のもとで無理なく体重を落とすことができる「医療ダイエット」。医療ダイエットで使用される薬にはさまざまなものがありますが、ダイエット効果が高いことで近頃注目を集めているのが、「マンジャロ」という注射薬です。
マンジャロは、インスリンの分泌や食欲抑制などの効果をもたらす薬で、日本においては2023年4月に販売が開始されました。
そんなマンジャロが気になっている方も多いと思うのですが、やはり気になるのは「マンジャロの医療ダイエットは痩せるのか」という部分ではないでしょうか。また、「オンライン通販で購入できるかどうか」という部分が気になる方もいると思います。
今回は、マンジャロの医療ダイエットについて詳しく解説します。マンジャロがオンラインで購入できるクリニックも紹介するので、是非参考にしてください。
\マンジャロオンライン通販おすすめクリニック比較表/
マンジャロ2.5mg 1ヶ月分の価格 (税込) | 診察料 (税込) | 送料 (税込) | |
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クーポンはこちら!![]() | 30,900円 クーポン利用で 初月25,900円※1 | 0円 | 550円 |
![]() 東京ミレニアルクリニック | 32,400円 クーポン利用で 初月27,400円※2 | 0円 | 550円 |
![]() クリニックフォア | 31,900円 クーポン利用で 初月26,900円※3 | 0円※4 | 1,100円 |
![]() elife | 29,980円 初回24,980円 | 0円 | 0円 |
※1 らくらく定期便1ヶ月ごとの価格、クーポン利用で初月5,000円オフ。マンジャロが含まれるプランが対象。お一人様1回のみ使用可能。
※2 クーポン利用で初月5,000円オフ。マンジャロが含まれるプランが対象。お一人様1回のみ使用可能。
※3 クーポンコード適用時の価格(1人1回限り)
※4 お薬の処方がない場合はお薬の処方がない場合は1,650円(税込)がかかります。
ブログ・口コミ・知恵袋でも話題の「マンジャロダイエット」とは?

マンジャロダイエットとは、「チルゼパチド」が有効成分の注射薬、「マンジャロ」を使用した医療ダイエットのことです。
マンジャロは、「GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)」と「GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)」の2つのホルモンの受容体に作用する、世界初の「持続性GIP/GLP-1受容体作動薬」。
ダイエットに使用される薬としては、
- オゼンピック
- サクセンダ
- リベルサス
といったGLP-1受容体作動薬がありますが、マンジャロは膵臓にあるGLP-1受容体だけではなく、同じく膵臓にあるGIP受容体にも作用します。
そもそもGLP-1・GIPって何?
GLP-1とGIPは、ともに小腸から分泌されるホルモンです。
GLP-1は小腸のL細胞から、GIPは小腸のK細胞からそれぞれ分泌され、以下のような働きをしています。
- 膵臓のβ細胞に作用してインスリン分泌を促進する
- 胃から腸へ食べ物が送られる時間を遅くして、食後の血糖値上昇を抑える(満腹感を持続させる)
- 脳の満腹中枢に作用して食欲を抑える
- 血糖値を上昇させるホルモン「グルカゴン」の働きを抑制する
- 膵臓のβ細胞に作用しインスリン分泌を促進
- グルカゴンの分泌を促進する(本来は血糖値を上昇させるホルモンだが、インスリンの分泌を促す作用もある)
- 食欲をコントロールする「レプチン」の分泌を促進して食欲を抑制
- インスリン感受性を高める(インスリンに反応しやすい状態にする)
- 肝臓・肥満細胞での脂肪分解を促進する
マンジャロは、この2つのホルモンと同じ働きを併せ持ち、それぞれの受容体に作用してダイエット効果をもたらします。
同成分の「ゼップバウンド」が肥満治療薬として発売される見込み
マンジャロは、日本においては2022年に9月26日に「2型糖尿病」の治療薬として厚生労働省から承認され、2023年4月18日に販売が開始されました。
しかし、アメリカでは同じチルゼパチドを配合している「ゼップバウンド」という薬が、肥満症の治療薬として販売されています。
このゼップバウンド、日本では「日本イーライリリー株式会社」が2024年12月に厚生労働省の承認を受けており、今後肥満治療薬として発売される見込みです。
効果効能は「肥満症」となっているため、販売が開始されれば糖尿病を併発していない高血圧や脂質異常症の方でも保険適用で肥満症が治療できる可能性があります。
なお、ダイエット目的の場合は引き続きマンジャロが処方されるということです。
ダイエット目的で使用される他のGLP-1受容体作動薬との違い
マンジャロと、ダイエット目的で使用される他のGLP-1受容体作動薬を比較してみました。
薬効分類名 | 有効成分 | 使用方法 | 使用頻度 | ダイエット効果 | 主な副作用 | |
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マンジャロ | 持続性GIP/GLP-1受容体作動薬 | チルゼパチド | 自己注射 | 週に1回 | 吐き気 嘔吐 下痢 便秘など | |
オゼンピック | 2型糖尿病治療剤 持続性GLP-1受容体作動薬 | セマグルチド | 自己注射 | 週に1回 | 吐き気 嘔吐 下痢 便秘など | |
リベルサス | 2型糖尿病治療剤 持続性GLP-1受容体作動薬 | セマグルチド | 経口摂取 | 1日1回 | 吐き気 下痢など | |
サクセンダ (肥満症適用) ビクトーザ (糖尿病適用) | ヒトGLP-1アナログ注射液 | リラグルチド | 自己注射 | 1日1回 | 吐き気 便秘など |
マンジャロはこの中で唯一GIP受容体にも作用する薬なので、他のGLP-1受容体作動薬と比べるとダイエット効果は高いです。
副作用の症状は他のGLP-1受容体作動薬と大差はなく、消化器系の症状がメインですが、週に1回の自己注射で済む点もメリットとしては大きいといえます。
マンジャロダイエットで痩せる理由とは?無理なく体重が減らせる仕組み

マンジャロダイエットで痩せる理由は主に3つあります。
無理なく体重が減らせるのはなぜなのでしょうか?
①食欲を抑えて食べ過ぎも防ぐ
マンジャロには、満腹中枢を刺激する働きがあります。その働きによって食欲を抑えられるとともに、食べ過ぎを防ぐことができます。
食欲が抑えられて食べ過ぎを防ぐことができると、マンジャロダイエットを始める前よりも少ない食事量で満足できるようになります。
つまり、摂取カロリーが自然に減っていくため、体重を減らすことにつながるのです。
②満腹感をキープさせる
マンジャロには、胃の働きを抑制し、胃の中の食べ物を小腸へと送り出す時間を遅らせる働き(胃内容物排出遅延)があります。そのため、消化が遅くなって胃の中に食べ物が残っている時間が長くなり、満腹感をキープさせることができます。
満腹感がキープされると、間食が不要になり、摂取カロリーを抑えることにもつながります。加えて、消化がゆっくりになることは、血糖値の急上昇・急降下を防ぐこともできます。
血糖値が急上昇すると、血糖値を下げようとインスリンが過剰に分泌されますが、余ったインスリンは脂肪を溜め込む働きをします。
マンジャロによる胃内容物排出遅延は、インスリンの過剰分泌を防ぐことにもつながります。
③脂肪の分解・燃焼を促す
マンジャロのGIPには、脂肪の分解を・燃焼を促す働きがあります。
肝臓や脂肪細胞に作用して脂肪の分解を促すことで、基礎代謝が上がってエネルギー消費量が増えるため、太りにくく痩せやすい体を作ることにもつながります。
ダイエット目的のマンジャロをオンラインで購入する方法は?

週1回の投与でダイエット効果が得られるマンジャロ、「是非使ってみたい!」と思った方もいると思います。しかし、医師の処方が必要な薬であるため、通販サイトなどで気軽に購入できるものではありません。
その上、本来は糖尿病の治療薬であることから、ダイエット目的でマンジャロを処方してもらいたい場合は、自由診療を行うダイエット外来・肥満外来などを受診する必要があります。
裏ワザとして、「処方なしでマンジャロを個人輸入する」という方法はありますが、偽造品や粗悪品が届くリスクがあります。
また、自己判断での使用になるため、正しく使用できない可能性もあるのでおすすめできません。
ダイエット外来・肥満外来のオンライン診療なら通販感覚で利用できる!
ダイエット外来や肥満外来を受診すれば処方してもらえるとはいえ、
忙しくてクリニックを受診する時間が取れない
通院しているところを誰にも見られたくない
ダイエット目的でマンジャロを処方しているクリニックが近くにない
などといった理由から、オンライン通販を利用する感覚で購入したい方も多いはず。そのような時に便利なのが、オンライン診療です。
オンライン診療なら、さまざまな事情によりクリニックに直接出向くことができなくても、スマホやパソコンから医師の診察を受けた上で、マンジャロを処方してもらうことができます。
もちろん、患者さんの状態に合わせて治療プランや薬を決めるため、マンジャロを処方してもらえるとは限りません。それでも、
- マンジャロの使用に適した健康状態なのか
- マンジャロの効果は期待できるのか
という点を含めて判断してもらえるので、落ち着いて医療ダイエットに臨めるでしょう。
ダイエット目的のマンジャロがオンラインで購入できるおすすめクリニック4選
先述している通り、マンジャロは通販サイトなどで気軽に購入できるものではなく、医師の処方が必要です。
「マンジャロがほしいけど受診が難しい」という方でもオンラインでマンジャロが購入できる、おすすめのクリニックを4院紹介します。
【DMMオンラインクリニック】クーポン適用でマンジャロが初月5,000円OFF

- 診察料0円で利用しやすい
- 異なるプランとの組み合わせでダイエット効果を高められる
DMMオンラインクリニックでは、「GLP-1週1回注射プラン」として、
- 2.5㎎
- 5㎎
- 7.5㎎
- 10㎎
の4種類のマンジャロを取り扱っています。
1人1回限りですが、マンジャロを含むプランが対象となる5,000円OFFクーポンが利用でき、初月は5,000円OFFでマンジャロが購入できます。
例えば2.5mg1ヶ月ごとの通常価格は30,900円(税込)ですが、初月のみ25,900円(税込)になるため、治療が始めやすくなっています。
DMMオンラインクリニックはスマホ・パソコンから受診できる上に、年末年始を除き24時間診療を行っていて診療時間の縛りもないので、思い立った時に受診できるのも魅力です。
マンジャロの料金プラン
用量 | 料金(税込) |
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2.5mg | 各クーポン利用で初月5,000円オフ! らくらく定期便1ヶ月ごと:30,900円 まとめ買い2ヶ月分:62,700円 まとめ買い3ヶ月分:92,400円 |
5mg | 各クーポン利用で初月5,000円オフ! らくらく定期便1ヶ月ごと:53,900円 まとめ買い2ヶ月分:1,108,460円 まとめ買い3ヶ月分:161,040円 |
7.5mg | 各クーポン利用で初月5,000円オフ! らくらく定期便1ヶ月ごと:73,920円 まとめ買い2ヶ月分:148,500円 まとめ買い3ヶ月分:221,100円 |
10mg | 各クーポン利用で初月5,000円オフ! らくらく定期便1ヶ月ごと:93,940円 まとめ買い2ヶ月分:188,540円 まとめ買い3ヶ月分:281,160円 |
※ 初回5,000円オフクーポンは、マンジャロが含まれるプランが対象。お一人様1回のみ使用可能。
DMMオンラインクリニックの基本情報
診療方法 | オンライン |
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診療時間 | 24時間(年末年始を除く) |
診察料 | 0円 |
送料(税込) | 配送料:550円 クール便:0円 |
配送のタイミング | 平日15:30まで・土日祝日14:30までに受診した場合:当日発送 (平日15:45以降・土日祝日14:45以降に受診した場合は翌日発送) 当日便を選択した場合:決済完了後3時間程度で指定の場所へお届け |
決済方法 | クレジットカード DMMポイント PayPay |
DMMオンラインクリニックはオンライン診療のプラットフォームサービスです。診療は提携先医療機関である、医療法人社団DMHが行っています。
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【東京ミレニアルクリニック】マンジャロの取り扱い用量が豊富

- 診察料0円でオンライン診療を受けられる
- マンジャロは2.5~15mgまですべての用量を取り扱い
東京ミレニアルクリニックは、診察料無料でオンライン診療を受けられます。マンジャロは2.5mgから15mgまですべての用量を取り扱っているのが特徴です。
そのため、患者さんの体型や理想の体重に合わせて適切な用量を医師が判断して処方してくれます。
マンジャロが含まれるプランを対象に、お一人様一回限り有効のクーポンを利用すると初回5,000円オフになるキャンペーンも実施中です。
1ヶ月ごとのコース以外にも、3ヶ月や6ヶ月ごとにも対応しているので、医師と相談して適切なコースを選んでください。
マンジャロの料金プラン
用量 | 料金(税込) |
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2.5mg | クーポン利用で初月5,000円オフ! 32,400円 |
5mg | クーポン利用で初月5,000円オフ! 52,200円 |
7.5mg | クーポン利用で初月5,000円オフ! 72,000円 |
10mg | クーポン利用で初月5,000円オフ! 92,520円 |
12.5mg | クーポン利用で初月5,000円オフ! 122,400円 |
15mg | クーポン利用で初月5,000円オフ! 145,800円 |
デジタルクリニックの基本情報
診療方法 | オンライン |
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診療時間 | 月曜~土曜 9:00~22:00 |
診察料 | 0円 |
送料(税込) | 550円 |
配送のタイミング | 最短当日 |
決済方法 | クレジットカード デビットカード |
【クリニックフォア】治療中のサポート体制も整っている

- クーポン適用で1人1回限り5,000円OFF
- オンライン診療だけではなく対面診療にも対応
診察を受けて治療計画を立てるところから、患者さん限定のメルマガやLINEなどを通した治療のサポート、肥満症治療の変更・卒業まで、常に患者さんに寄り添って伴走してくれるのがポイント。
2.5mg1ヶ月分には1人1回限りでクーポンが適用され、通常は月々31,900円(税込)ですが、クーポン適用で初月のみ26,900円(税込)でマンジャロが購入できます。
クリニックフォアの場合はオンライン診療だけではなく、全国11院で対面診療も行っているため、近くにお住まいの方であれば直接医師の診察を受けることも可能です。
クリニックフォアのマンジャロの料金プラン
用量 | 料金(税込) |
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2.5mg | 1ヶ月分(4本セット):31,900円 クーポン適用で初回26,900円 |
クリニックフォアの基本情報
診療方法 | オンライン・対面(全国11院) |
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診療時間 | 7:00~24:00 ※土日祝日をはじめ日によって異なる場合があります |
診察料(税込) | 0円 ※お薬の処方がない場合は1,650円 |
送料(税込) | クール便1,100円 |
配送のタイミング | 最短当日発送 |
決済方法 | クレジットカード Paidy GMO後払い 代金引換 Amazon Pay |
【elife】2.5mgから5mgに自動で切り替えできる便利な定期便を用意

- 診察料・送料が無料でダイエットが続けやすい
- 平日16時半、土日祝日16時までに診療・決済完了で原則当日発送
マンジャロは「最初の2.5mgから始め、4週間経ってから5mgに変更する」という使い方をしますが、elifeでは2.5mg→5mgに自動で切り替わる便利な定期便を用意。
elifeのメディカルダイエットを始めて利用する方であれば、便利な上に1人1回限りの割引も適用され、初月は5,000円OFFでマンジャロを購入することができます。
マンジャロの料金プラン
用量 | 料金(税込) |
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2.5mg→5mg | 初回24,980円 1ヶ月毎:29,980円/月 3ヶ月毎:122,940円 |
2.5mg | 初回24,980円 1ヶ月毎:29,980円/月 3ヶ月毎:79,940円 6ヶ月毎:149,880円 |
5mg | 初回48,980円 1ヶ月毎:53,980円/月 3ヶ月毎:151,940円 6ヶ月毎:293,880円 |
7.5mg | 1ヶ月毎:73,980円/月 3ヶ月毎:211,940円 6ヶ月毎:413,880円 |
10mg | 1ヶ月毎:98,980円/月 3ヶ月毎:279,800円 |
12.5mg | 1ヶ月毎:119,800円/月 3ヶ月毎:329,800円 |
elifeの基本情報
診療方法 | オンライン |
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診療時間 | 7:00~22:00 |
診察料 | 0円 |
送料 | 0円 |
配送のタイミング | 夕方17:00までの注文で当日発送 |
決済方法 | クレジットカード |
事前に知るべきマンジャロダイエットのデメリットとは?副作用のリスクや危険性

週に1回投与するだけで食欲が抑えられ、脂肪の分解も促すことができるマンジャロを使ったダイエットですが、始める前に知っておかなければならないデメリットも存在します。
マンジャロダイエットのデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
吐き気・嘔吐・下痢・便秘などの副作用が現れる可能性がある
マンジャロは吐き気、嘔吐、下痢、便秘などをはじめとして、以下のような副作用が現れる可能性があります。
【重大な副作用】 | 主な自覚症状 |
---|---|
低血糖 | お腹がすく、冷汗が出る、血の気が引く、疲れやすい、手足のふるえ、けいれん、意識の低下 |
急性すい炎 | 吐き気、嘔吐、激しい上腹部の痛み、背中の痛み、お腹にあざができる、お腹が張る |
胆のう炎 | 発熱、寒気、白目が黄色くなる、右上腹部の強い痛み、吐き気、嘔吐 |
胆管炎 | 発熱、白目が黄色くなる、右上腹部痛、皮膚が黄色くなる |
胆汁うっ滞性黄疸 | 白目が黄色くなる、皮膚が黄色くなる、尿の色が濃くなる、体がかゆくなる |
アナフィラキシー | 全身のかゆみ、じんま疹、喉のかゆみ、ふらつき、動悸、息苦しい |
血管性浮腫 | 唇・まぶた・舌・口の中・顔・首が急に腫れる、 喉がつまる感じ、息苦しい、声が出にくい |
頻度として特に多いのは消化器系の症状で、SNSでも吐き気(気持ち悪さ)に見舞われている方がいました。
副作用を感じなかった方もいるので、こればかりは実際にマンジャロを使用してみなければわかりません。
持病・健康状態・生活習慣により使用できない・使用に注意が必要な人がいる
マンジャロは、持病・健康状態・生活習慣によって使用できない場合や、使用に注意が必要な場合があります。
- 重度の胃腸障害
- 糖尿病
- すい炎
- 低血糖を起こす可能性がある
- 妊娠中
- 妊娠の予定がある
医師の判断によっては、マンジャロを希望していても処方してもらえない可能性は出てきますが、患者さんに合った別の薬や治療を提案してもらうことは可能です。
併用に注意が必要な薬がある
先述した通り、マンジャロは持病や健康状態によって使用できない場合や、使用に注意が必要な場合がありますが、飲んでいる薬によっては併用に注意が必要な場合もあります。
- 糖尿病用薬
- 経口避妊薬(ピル)
- クマリン系薬剤(ワルファリンカリウム)
糖尿病用薬(糖尿病治療薬)に関しては、マンジャロを併用することで血糖値を下げる作用が増強され、低血糖を起こすリスクが高まります。
経口避妊薬(ピル)・クマリン系薬剤(ワルファリンカリウム)に関しては、マンジャロが持つ胃の内容物を腸へと排出する時間を遅らせる作用により、薬の効果が下がる可能性があります。
ダイエット目的での購入には保険適用がない
マンジャロは糖尿病治療薬としては厚生労働省の承認を受けており、糖尿病治療が目的であれば、保険適用で購入できます。
しかし、ダイエット目的の場合は保険適用がないため、自由診療となり全額自己負担しなければなりません。
また、投与する用量クリニックによって料金が変わるため、人によっては経済的負担が大きいと感じる可能性があります。
目標体重を達成すれば、マンジャロを卒業することも可能ですが、マンジャロダイエットを行う際は、お金のこともよく考えた上で行うようにしてください。
マンジャロを使用しても効かない・痩せない場合がある
マンジャロは他のGLP-1受容体作動薬よりも高い効果が期待できる薬ですが、人によっては痩せない場合があります。
特に、マンジャロだけに頼り、食生活の見直しや運動などを実践しないでいると、マンジャロを使用しても効果は薄くなります。他には、
- 体質
- BMIが18.5に近い
- 元々少食で食事量が少ない
- 用量が足りない
- 使用を始めてから日が浅い
といったことが原因で体重に変化が現れていないこともあります。
ただ、
- 用量が足りない
- 使用を始めてから日が浅い
という点に関しては、マンジャロの増量や継続で効果が実感できるようになる可能性があるので、「痩せない」と決めつけるのは早いです。医師に相談しつつ、様子を見ましょう。
マンジャロをやめるとリバウンドする場合がある
マンジャロ自体もそうですが、医療ダイエット自体は基本的にリバウンドが起こりにくいです。ただ、マンジャロをやめた後に、マンジャロを使い始める前と同じ生活習慣に戻してしまうと、リバウンドする可能性が高まります。
例えば、マンジャロをやめると食欲が元に戻るのですが、マンジャロを使用していた頃の食生活を継続しなければ、食べる量が一気に増えてリバウンドする原因になります。
リバウンドを防ぐためには、マンジャロをやめた後もダイエット中と同じ食生活を続けましょう。
また、マンジャロダイエットを行っているうちに、運動する習慣を身につけておくことも大切です。
マンジャロをやめたい・減薬したい場合は医師に相談を!
マンジャロは一定期間継続して使用することで、徐々にダイエット効果が実感できるようになってくる薬です。そのため、「効果が実感できないから」と、医師に相談せずに早い段階でマンジャロの使用を中止・減薬することも、リバウンドを招く原因になります。
効果が実感できないと感じた場合は、遠慮なく医師に相談しましょう。生活習慣のアドバイスを受けたり、他の薬や治療方法などを提案してもらったりすることができます。
また、自己判断で中止・減薬はせず、医師に相談しながら徐々に減薬していくようにしましょう。
マンジャロのオンライン診療購入方法・流れ

マンジャロは、先ほど紹介したクリニックをはじめ、ダイエット外来や肥満外来などを設置していて、オンライン診療に対応しているクリニックを利用すれば、オンラインで購入できます。
クリニックによって購入方法は若干異なりますが、ここでは大まかな流れを紹介します。
オンライン診療の予約を入れる
受診を希望するクリニックに、WEBからオンライン診療の予約を入れます。希望する日時を選び、必要事項に入力すれば予約は完了です。
診察をスムーズに進めるために、問診票への記入を求められるので、オンライン診療を受ける前に問診票への記入は済ませておいてください。
オンライン診療を受ける
予約時間になったら、スマホやパソコンからオンライン診療を受けます。
診察の中で、医師が「マンジャロを処方できる状態かどうか」を判断します。
決済を済ませる
オンライン診療が終わり、処方される薬が決定したら、薬代や診察料などの決済を済ませます。
利用できる決済方法はクリニックによって異なりますが、クレジットカード決済に対応しているクリニックがほとんどです。
利用したい決済方法で決済ができるかどうかも事前に確認しておくことをおすすめします。
マンジャロを受け取って投与を開始する
自宅でマンジャロを受け取り、マンジャロダイエットを開始します。
クリニックや決済完了のタイミング、配送地域などで異なりますが、早ければ当日に発送され、翌日に受け取ることが可能です。
投与を開始した後は、定期的に医師の診察を受けてください。
マンジャロの正しい使い方・打ち方

マンジャロの使い方・打ち方は、特に難しくはありません。週に1回、決まった曜日に投与するタイプの注射薬なので、まずは先に「何曜日に投与するか」を決めてください。
1週間効果が持続する薬なので、曜日さえ決めていれば、何時に投与しても問題はありません。
1本の注射器につき針がついていて、1回分の薬液が入っているので、1回の投与で全て使い切れます。
お腹や太ももの脂肪の多い部位の皮下に打ちますが、皮膚への負担に考慮するために、毎回同じ部位に打たないように気をつけてください。また、皮下注射であるため、筋肉や静脈には打たないでください。
注射薬なので、最初は「痛くないかな?」と不安になるかもしれませんが、マンジャロの針の太さは髪の毛と同じくらい細いため、痛みの心配はほとんどありません。
2.5mgからスタートして用量を増やしていく
マンジャロは2.5mgの投与からスタートし、まずは4週間(4回)継続します。
4週間2.5mgで投与した後は、維持用量として5mgに増量できますが、5mgでは効果が不十分である場合は、4週間ごとに2.5mgずつ、最大15mgまで増量することができます。
ただ、ダイエット目的で使用する場合では15mgまで増量することは少なく、
- 2.5mg
- 5mg
- 7.5mg
のマンジャロを処方される場合が多いです。
マンジャロを打ち忘れた場合の対処法は?
マンジャロを打ち忘れてしまった場合、一度に2回分を投与するのはNGです。
「次に投与する曜日まで3日以上空いているかどうか」で対処法が異なります。
次に投与する曜日までの期間が3日(72時間)以上空いているのであれば、打ち忘れに気が付いた時点ですぐに投与しましょう。打ち忘れた分を投与した後は、これまで通りの曜日に投与してください。
一方、次に投与する曜日までの期間が3日(72時間)以内であれば、打ち忘れた分は飛ばす必要があります。次に投与する曜日まで待ってから投与してください。
マンジャロダイエットが向いている・おすすめできる人

マンジャロを使用したダイエットが向いている・おすすめできるのは、以下に該当する方です。
他のGLP-1受容体作動薬では効果が実感できなかった方
マンジャロは、
- リベルサス
- オゼンピック
- サクセンダ
といった、他のGLP-1受容体作動薬よりも高い効果が期待できるといわれている薬です。
そのため、他のGLP-1受容体作動薬では効果が実感できなかった方にもおすすめできます。
薬の飲み忘れが心配な方
マンジャロは週に1回の投与で1週間効果が持続するため、「毎日服用する薬では飲み忘れが心配」という方でもダイエットにチャレンジしやすいです。
運動が苦手・運動する時間が取れない方
マンジャロダイエットにおいては、運動を取り入れることも大切ですが、 運動をしなくてもある程度の効果は期待できます。
そのため、運動が苦手な方や運動する時間が取れない方にもおすすめできます。
マンジャロダイエットに関するよくある質問・Q&A

マンジャロダイエットに関するよくある質問に、Q&A形式で回答していきます。
【まとめ】マンジャロを使った医療ダイエットで無理なく理想の体型を手に入れよう!
今回は、マンジャロの医療ダイエットについて詳しく解説しました。
マンジャロは週1回の投与(注射)で効果が持続する上に、ダイエット目的で使用される他のGLP-1受容体作動薬よりも高い効果が期待できる薬です。
そのため、オゼンピックやリベルサスなどでは効果がイマイチだった方にもおすすめできます。
ダイエット目的でのマンジャロを処方しているクリニックが近くになくても、今回紹介した
といった、ダイエット外来や肥満外来を行っていて、オンライン診療に対応しているクリニックであれば、クリニックに直接出向くことなくマンジャロを処方してもらえます。
マンジャロを使った医療ダイエットで、無理なく理想の体型を手に入れてみませんか?