少しくらい経血量が多くても月経だから仕方がないと放置していませんか?
もしかすると、それは【過多月経】の症状かもしれません。
過多月経には女性特有の別の病気が潜んでいることがあるので要注意です。
過多月経の判定目安チェック
- ☑月経血量が多い(一般的には150㎖以上が目安)
- ☑1回の月経出血量が極端に多く、夜用ナプキンを使っても漏れてしまう
- ☑昼でも夜用のナプキンを使う日が3日以上ある
- ☑普通のナプキン1枚では1時間もたない
- ☑手のひらほどもあるレバー状の血の固まりが経血に混じっている
- ☑以前より経血量が増えて日数も長くなった
あくまでも指標であり、症状を総合的に診て医師が判断します。
なので判定目安より軽くても過多月経と診断されることも勿論あるので、思い当たることがあったり、日常生活に支障をきたしているようなら一度婦人科へ相談してみましょう。
過多月経の原因
原因となる子宮の病気がある場合と、原因となる病気がなく、体内のホルモンや血液の状態が影響している場合とがあります。
主な子宮の病気には、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープ、などがあります。
過多月経の治療法
主な治療法として、ホルモン剤などを使用する薬物療法と、手術などの外科的療法があり、症状や妊娠の希望などを考慮して決めていきます。
当グループでは、ピルやミレーナなどの実績は全国トップクラス、全国でも実施医療機関が極めて少ない、子宮を摘出せずに済む新しい外科的治療法の子宮内膜アブレーション(MEA)などで治療を行っています。
(※MEAは池袋クリニックの院長外来での取り扱いとなります。ご相談は池袋クリニック院長外来にてご予約ください。)