トリコモナスの治療方法とは?女性の症状・感染経路・検査費用まで解説TRICHOMONIASIS
目次
- トリコモナス腟炎とは
- トリコモナスに感染する原因と感染経路
- トリコモナスの潜伏期間
- トリコモナス症の症状と徴候
- トリコモナスに似た症状の性感染症
- トリコモナス腟炎の検査方法と費用
- トリコモナス腟炎の治療方法
- トリコモナスの再感染と治療後の注意点
- まとめ
- トリコモナス腟炎のよくある質問
このページについて
このページはトリコモナスの治療方法や女性の症状・感染経路・検査費用についてご案内するページです。
トリコモナス症は、腟トリコモナス原虫への感染によって起こる性感染症です。女性では、泡状で悪臭のあるおりものや外陰部の強いかゆみ、排尿痛などが現れることがありますが、感染していても症状が出ない場合があります。
トリコモナスは、適切な検査と治療によって治癒が期待できる疾患です。ただし、本人だけが治療しても、パートナーが感染したままだと再感染する可能性があるため、双方の検査と治療が重要です。
本記事では、トリコモナスの治療方法を中心に、女性に見られる症状、感染経路、潜伏期間、検査を受ける時期、検査費用、治療後の注意点まで詳しく解説します。おりものの色や臭いの変化、外陰部のかゆみなどが気になる方は、自己判断で市販薬を使用せず、婦人科へご相談ください。

トリコモナス腟炎とは
トリコモナス腟炎は、「腟トリコモナス原虫」という微生物が腟や子宮頸管、尿道などに感染して起こる疾患です。細菌やウイルスではなく、原虫によって起こる性感染症の一つです。
感染すると腟内で炎症が起こり、おりものの変化や外陰部のかゆみ、排尿時の違和感などが現れることがあります。一方で、感染していても症状がほとんど出ない方もいるため、症状だけで感染の有無を判断することはできません。
トリコモナス腟炎は治療できる?
トリコモナス腟炎は、適切な検査を受け、感染が確認された場合に医師の指示に従って治療することで、治癒が期待できる疾患です。
ただし、本人だけが治療しても、パートナーが感染したままだと再感染する可能性があります。そのため、本人とパートナーの両方が検査と治療を受けることが重要です。
トリコモナスに感染する原因と感染経路
トリコモナス症は、「腟トリコモナス原虫」が性器や尿道などに感染することで発症します。主な感染経路は性的接触ですが、感染していても症状が出ない方がいるため、本人が気づかないままパートナーへ感染させることがあります。
主な感染経路は性的接触
トリコモナス原虫は、主に感染している相手との性的接触によって感染します。代表的な感染機会は次のとおりです。
- コンドームを使用しない腟性交
- 性器同士の直接的な接触
- 腟分泌液などが相手の性器に触れる行為
- 洗浄していない性具の共有
- コンドームを途中から装着した性交渉
トリコモナスは、女性では腟や子宮頸管、尿道などに、男性では主に尿道などに感染します。男性は感染しても症状が出にくいため、感染に気づかないまま女性パートナーへうつしてしまうことがあります。
コンドームを使用していても感染することはある?
コンドームを性行為の最初から最後まで正しく使用することで、トリコモナスの感染リスクを下げられます。ただし、コンドームを使用すれば感染を完全に防げるとは限りません。
途中から装着した場合や、使用中に外れたり破れたりした場合、装着前に性器同士が接触した場合などは、感染する可能性があります。また、性具を共有する場合は、使用者が変わるたびに洗浄するか、新しいコンドームを装着するなどの対策が必要です。
性行為以外で感染することはある?
トリコモナス原虫は、人体から離れると長く生存できるわけではありませんが、水分のある環境では一定時間生存する可能性があります。そのため、感染者が使用した湿ったタオル、下着、性具などを介した感染が指摘されることがあります。
ジャグジーや岩盤浴を利用されてから発症するケースも目立ちます。利用後に明らかにおりものが増加した、痒みが増えたと症状があった際には受診して相談してください。
「性行為をしていない」「心当たりがない」のに感染する理由
トリコモナスと診断されても、「最近は性行為をしていない」「感染するような心当たりがない」と感じる方がいます。
その場合、次のような可能性が考えられます。
- 過去の性的接触で感染していた
- 感染後も無症状の状態が続いていた
- 症状が軽く、感染に気づいていなかった
- パートナーが無症状のまま感染していた
- コンドームを使用する前に性器が接触していた
- タオルや性具などを共有していた
- ジャグジーや岩盤浴を利用した
トリコモナスは感染してから必ず症状が出るわけではなく、感染が長期間続く場合もあります。そのため、診断された時期と実際に感染した時期が一致するとは限りません。
トリコモナスの潜伏期間
トリコモナスの潜伏期間は、一般的に感染してから5~28日程度とされています。ただし、潜伏期間には個人差があり、感染したすべての方に一定期間後、症状が現れるわけではありません。
潜伏期間とは感染から症状が現れるまでの期間
潜伏期間とは、トリコモナス原虫に感染してから、かゆみやおりものの異常などの症状が現れるまでの期間です。
主な初期症状としては、次のようなものが挙げられます。
- おりものの量が増える
- おりものが黄色や黄緑色になる
- 泡状のおりものが出る
- おりものの臭いが強くなる
- 外陰部にかゆみや刺激感が出る
- 性交時や排尿時に痛みを感じる
ただし、これらの症状が出る時期や程度には個人差があります。感染後数日で症状を自覚する方もいれば、感染から時間が経過してから気づく方もいます。
潜伏期間が過ぎても無症状の場合がある
「感染から28日以上経過しても症状がないから、感染していない」とは判断できません。トリコモナスに感染していても、症状が出ない方や、軽い違和感しか現れない方がいるためです。
また、おりものの変化が軽い場合には、生理周期や体調による変化だと思い、感染に気づかないこともあります。症状が現れたり一時的に治まったりすることもありますが、症状がなくなっただけでは、トリコモナス原虫が消えたとは限りません。
パートナーがトリコモナスと診断された場合や、感染の可能性がある性的接触があった場合は、症状がなくても検査をご検討ください。
潜伏期間中でもパートナーに感染させる可能性がある
トリコモナスは、症状が現れる前の潜伏期間中や、感染後も症状がない状態で、性的接触によってパートナーへ感染させる可能性があります。
特に男性は感染しても症状が出にくいため、本人が気づかないまま女性パートナーへ感染させることがあります。女性側に症状が現れた時点では、すでに双方が感染している可能性も考えられます。
どちらが先に感染したかを症状の出た時期だけで判断することはできません。感染が確認された場合は、本人だけでなく、パートナーも検査や治療について医療機関へ相談することが重要です。
潜伏期間から感染時期を特定することは難しい
トリコモナスと診断されても、潜伏期間から感染した日や相手を正確に特定できるとは限りません。
無症状の感染が続いていた場合、最近のパートナーではなく、過去の性的接触によって感染していた可能性もあります。症状が出た時期と感染した時期が一致するとは限らないため、感染経路を決めつけないことが大切です。
症状がなく、感染機会だけが心配な場合は、感染した可能性のある日を記録したうえで、適切な検査時期について医師へご相談ください。
トリコモナス症の症状と徴候
女性がトリコモナスに感染すると、おりものの色や臭い、外陰部のかゆみなどに変化が現れることがあります。ただし、症状の種類や強さには個人差があり、感染していても明確な症状が出ない方もいます。
おりものに現れる症状
トリコモナス腟炎では、おりものに次のような変化が現れることがあります。
- おりものの量が増える
- 黄色や黄緑色のおりものが出る
- 細かな泡を含むようなおりものが出る
- 水っぽいおりものが増える
- おりものの臭いが強くなる
- 魚のような不快な臭いを感じる
特に「泡状・黄緑色・強い臭い」のあるおりものは、トリコモナス腟炎で見られる特徴の一つです。ただし、すべての方に典型的なおりものが現れるわけではありません。色や臭いだけでトリコモナスと断定することもできません。
外陰部や腟に現れる症状
トリコモナス原虫によって腟内に炎症が起こると、外陰部や腟に次のような症状が現れることがあります。
- 外陰部の強いかゆみ
- 腟や外陰部のヒリヒリ感
- 性器の熱っぽさや灼熱感
- 外陰部の赤みや腫れ
- 腟の中の刺激感
- 下着が触れたときの痛みや不快感
かゆみが強くても、むやみに掻かないようにしてください。皮膚や粘膜が傷つくと、痛みや炎症が悪化する可能性があります。
また、石けんなどで腟内を洗いすぎると、腟内環境のバランスが崩れることがあります。症状があるときは過度な洗浄を避け、早めに婦人科へご相談ください。
排尿時に現れる症状
トリコモナスは腟だけでなく、尿道に感染することがあります。尿道に炎症が起こると、次のような症状が現れる場合があります。
- 排尿時に痛みを感じる
- 尿をするときにしみる
- 排尿後も違和感が残る
- 尿道周辺がかゆい
- 尿が近くなる
- 残尿感がある
これらは膀胱炎やクラミジア、淋菌感染症などでも見られる症状です。排尿痛があるからといって、市販の膀胱炎治療薬などを自己判断で使用せず、原因を確認する必要があります。
性交時に痛みを感じることがある
腟や外陰部に炎症が起きていると、性交時に痛みやヒリヒリした刺激を感じることがあります。性交後に痛みが強くなるケースもあります。
痛みがある状態で性行為を続けると、炎症が悪化する可能性があります。また、パートナーへ感染させる可能性もあるため、検査結果が分かり、必要な治療が完了するまでは性行為を控えましょう。
診察で確認されることがある徴候
婦人科の診察では、問診だけでなく、外陰部や腟内、おりものの状態などを確認します。トリコモナス腟炎では、腟壁の赤みや腫れ、多量のおりものなどが確認されることがあります。
また、子宮の入口に細かな赤い点状の変化が見られる場合があります。ただし、このような特徴的な徴候が必ず現れるわけではなく、見た目だけで確定診断することはできません。
診断には、腟分泌物などを採取し、トリコモナス原虫の有無を調べる検査が必要です。
症状が軽い場合や無症状の場合もある
トリコモナスに感染していても、すべての女性に明確な症状が現れるとは限りません。
おりものが少し増えただけの場合や、一時的にかゆみが出た後に治まる場合もあります。症状が軽いと、生理周期、疲労、ストレス、蒸れなどによる変化だと思い、感染に気づかないことがあります。
症状が一度治まっても、トリコモナス原虫が自然に消えたとは判断できません。無症状でも、性的接触によってパートナーへ感染させる可能性があります。
症状がなくても検査を検討した方がよいケース
次のような場合は、症状がなくても検査をご検討ください。
- パートナーがトリコモナスと診断された
- コンドームを使用しない性的接触があった
- コンドームを途中から使用した
- 新しいパートナーとの性的接触があった
- 性具を洗浄せずに共有した
- 過去に治療した後、再感染が心配
- おりものの変化を繰り返している
強い下腹部痛、発熱、多量の出血などがある場合は、トリコモナス以外の疾患も考えられます。症状が強い場合は放置せず、早めに婦人科を受診してください。

トリコモナスに似た症状の性感染症
おりものの色や臭い、外陰部のかゆみだけで原因を特定することは困難です。症状が似ていても、原因によって使用する薬や治療方法が異なります。
おりものやかゆみを起こす主な疾患
| 疾患 | 主な症状の傾向 |
|---|---|
| トリコモナス腟炎 | 泡状で黄緑色のおりもの、強い臭い、外陰部のかゆみ |
| 腟カンジダ | 白くポロポロしたおりもの、強いかゆみ、腫れ |
| 細菌性腟症 | 灰白色のおりもの、魚のような臭い |
| クラミジア感染症 | おりものの増加、不正出血、下腹部痛、無症状の場合も多い |
| 淋菌感染症 | 膿のようなおりもの、排尿痛、下腹部痛、無症状の場合もある |
| マイコプラズマ感染症 | おりものの増加、排尿時の違和感など |
市販の腟カンジダ治療薬を使用しても改善しない場合は、カンジダ以外の疾患である可能性があります。自己判断で薬を使い続けず、婦人科で検査を受けましょう。

トリコモナス腟炎の検査方法と費用
トリコモナス腟炎は、症状だけでは確定診断できません。問診や内診を行い、腟分泌物などを採取して、トリコモナス原虫の有無を調べます。
検査方法には培養検査や遺伝子検査などがあり、症状や受診目的に応じて医師が必要な検査を判断します。
市ヶ谷ウィメンズヘルス&ウェルネスクリニックの検査費用
症状があり、医師が検査を必要と判断した場合は、基本的に健康保険が適用されます。
市ヶ谷ウィメンズヘルス&ウェルネスクリニックでは、一般細菌・カンジダ・トリコモナスを調べる培養検査について、健康保険3割負担の場合、初診料を含めて約1,900円が目安です。薬剤料などは別途必要です。
費用は検査内容、診察内容、保険適用の有無によって変わります。実際の金額については受診時にご確認ください。

トリコモナス腟炎の治療方法
トリコモナス腟炎は、トリコモナス原虫に効果のある抗原虫薬を使用して治療します。一般的には内服薬が用いられますが、症状、妊娠の有無、ほかの薬との飲み合わせなどを確認したうえで、医師が治療方法を判断します。
トリコモナスは治療可能な感染症ですが、処方された薬を指示どおり使用しなければ、十分な効果を得られないことがあります。
処方された薬は最後まで使用する
症状が途中で治まっても、自己判断で薬を中断しないでください。処方された期間と用法を守り、医師の指示どおりに治療を完了することが大切です。
また、市販のかゆみ止めや腟カンジダ治療薬では、トリコモナスそのものを治療できません。手元に残っている薬を自己判断で使用することも避けてください。
妊娠中は必ず医師に伝える
妊娠中または妊娠の可能性がある方、授乳中の方は、診察時に必ず医師へ伝えてください。妊娠週数や身体の状態などを確認し、安全性を考慮したうえで治療方法が検討されます。

トリコモナスの再感染と治療後の注意点
トリコモナスは、治療によって感染がなくなっても免疫がつくわけではありません。そのため、治療後にトリコモナスへ感染している相手と性的接触をすると、再び感染する可能性があります。
治療後に症状を繰り返す場合は、薬が効かなかったとは限らず、未治療のパートナーから再感染しているケースも考えられます。
トリコモナスの再感染とは
再感染とは、治療によって一度感染がなくなった後、トリコモナス原虫へ再び感染することです。
トリコモナスの治療後に、かゆみやおりものの異常が再び現れた場合、主に次のような可能性が考えられます。
- パートナーが検査や治療を受けていなかった
- パートナーの治療が完了する前に性行為をした
- 処方された薬を途中で中断した
- 薬を指示どおりに使用できていなかった
- 新たにトリコモナスへ感染した
- トリコモナス以外の腟炎を発症した
- まれに治療後も感染が残っていた
症状だけでは、再感染なのか、治療が不十分だったのか、別の疾患なのかを判断できません。以前と同じ症状であっても、手元に残っている薬を自己判断で使用せず、改めて婦人科へご相談ください。
パートナーも検査と治療を受ける
本人だけが治療しても、パートナーが感染したままであれば、治療後の性行為によって再び感染する「ピンポン感染」が起こる可能性があります。
特に男性は、トリコモナスに感染していても症状が出ないことがあります。排尿痛や尿道からの分泌物などがなくても、感染を否定することはできません。
女性がトリコモナスと診断された場合は、パートナーにも検査や治療について医療機関へ相談してもらいましょう。どちらが先に感染したかを決めつけるのではなく、双方が適切に対応することが再感染予防につながります。
なお、市ヶ谷ウィメンズヘルス&ウェルネスクリニックは女性専用のクリニックです。男性パートナーは、泌尿器科や性感染症を診療している医療機関へご相談ください。
処方された薬を最後まで使用する
治療を始めると、薬を使用している途中でかゆみやおりものの異常が軽くなることがあります。しかし、症状がなくなったことだけでは、トリコモナス原虫が消えたとは判断できません。
症状が改善しても、処方された薬は医師の指示どおりに使用してください。自己判断で服用回数を減らしたり、途中で中止したりすると、治療が不十分になる可能性があります。
薬を飲み忘れた場合や、服用後に嘔吐した場合、副作用が疑われる症状が出た場合は、自己判断で調整せず、処方を受けた医療機関へご相談ください。
双方の治療が完了するまで性行為を控える
本人とパートナーの双方が治療を完了し、医師から問題がないと案内されるまでは、性行為を控えましょう。
腟性交だけでなく、性器同士の接触や性具の共有によっても感染する可能性があります。コンドームを使用していても、治療が完了する前の性的接触は避けることが大切です。
本人の症状が治まっていても、パートナーが未治療であれば再感染する可能性があります。「症状がないから大丈夫」と自己判断せず、双方の治療状況を確認してください。
治療後も症状が続く場合は再受診する
治療後も、次のような症状が続く場合は婦人科へご相談ください。
- おりものの量が多いままになっている
- 黄色や黄緑色のおりものが続いている
- おりものの強い臭いが改善しない
- 外陰部のかゆみや痛みが続いている
- 排尿時の痛みや違和感がある
- 一度治まった症状が再び現れた
症状が続く原因として、再感染、治療が不十分だった可能性、腟カンジダや細菌性腟症など別の疾患が考えられます。必要に応じて、医師が再検査や追加の治療を判断します。
治療後の再検査について
治療後に症状がなくなっても、それだけで治癒したとは判断できない場合があります。再検査が必要かどうかや、検査を受ける時期は、使用した薬、治療経過、症状の有無、再感染の可能性などによって異なります。
医師から再検査を案内された場合は、指定された時期に検査を受けてください。検査時期が早すぎると、治療後の状態を適切に判定できない場合があるため、自己判断で受診時期を決めず、医師の案内に従いましょう。
再感染を防ぐためにできること
治療後は、次のような対策を心がけることで再感染のリスクを下げられます。
- パートナーにも検査と治療を受けてもらう
- 双方の治療が完了するまで性行為を控える
- 性行為の最初から最後までコンドームを正しく使用する
- 性具を共有しない
- 性具を共有する場合は洗浄し、使用者ごとにコンドームを交換する
- タオルや下着など、性器に直接触れるものを共有しない
- 症状が再発した場合は早めに受診する
過度な腟洗浄は、腟内環境のバランスを崩す可能性があります。再感染予防を目的として腟内を強く洗うことは避け、外陰部をやさしく清潔に保つ程度にしましょう。
まとめ
トリコモナス腟炎は、腟トリコモナス原虫によって起こる性感染症です。泡状で悪臭のあるおりものや、外陰部の強いかゆみなどが特徴ですが、感染していても症状が出ないことがあります。
症状だけでカンジダや細菌性腟症などと区別することはできません。自己判断で市販薬を使用せず、婦人科で検査を受けることが大切です。
また、再感染を防ぐためには、パートナーも検査と治療を受け、双方の治療が完了するまで性行為を控える必要があります。
市ヶ谷ウィメンズヘルス&ウェルネスクリニックでは、おりものの異常、外陰部のかゆみ、性感染症に関する検査や診察を行っています。気になる症状や感染の不安がある方は、Web受付をご利用ください。

トリコモナス腟炎のよくある質問
トリコモナス腟炎について、患者様からよく寄せられる疑問にお答えします。
トリコモナスは自然治癒しますか?
症状が一時的に軽くなることはありますが、感染が治ったとは限りません。自然に治ることを期待して放置せず、検査で感染が確認された場合は、医師の指示に従って治療を受けてください。
性行為をしていなくても感染しますか?
主な感染経路は性的接触です。ただし、過去の感染が無症状のまま続いていた可能性や、湿ったタオルなどを介した感染が指摘されることもあります。感染時期や経路を正確に特定できない場合があります。
トイレやお風呂で感染しますか?
トイレや一般的な入浴だけで感染する可能性は高くないと考えられます。ただし、感染者が使用した湿ったタオルや下着などの共有は避けましょう。ただしジャグジーや岩盤浴での感染経路は指摘されているので利用後に症状が出たらすぐ受診して相談しましょう。
市販薬で治療できますか?
腟カンジダ用の市販薬や一般的なかゆみ止めでは、トリコモナスを治療できません。症状が似ている疾患も多いため、検査を受けて原因に合った薬を処方してもらう必要があります。
パートナーに症状がなくても治療が必要ですか?
男性は感染していても症状が出ないことがあります。本人だけが治療すると再感染する可能性があるため、パートナーも泌尿器科や性感染症を診療する医療機関へ相談してください。
治療にはどのくらいの期間がかかりますか?
使用する薬、症状、妊娠の有無などによって異なります。処方された薬を指示どおり使用し、自己判断で中止しないでください。
治療後すぐに性行為をしてもよいですか?
本人とパートナー双方の治療が完了するまでは、性行為を控える必要があります。再開時期については、診察時に医師へご確認ください。
トリコモナスは再発しますか?
適切に治療しても、パートナーが未治療の場合や、治療後に感染者と性的接触があった場合には再感染します。症状が再び現れた場合は、自己判断で同じ薬を使用せず、再度医療機関を受診してください。

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性感染症は放置しておくと不妊の原因になるものや、カラダに重大なダメージを与えるものもあります。不安を感じる行為をしてしまった場合は、パートナーのためにも必ず検査を受けるようにしてください。
- 無症状のものもある
- 種類によっては不妊につながる場合もある
- 治療をすれば治るものがほとんどなので一度検査をおすすめ

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