ピル処方
市ヶ谷ウィメンズヘルス＆ウェルネスクリニックは、さまざまな患者様のニーズに応えるべく複数の種類のピルをご用意しております。GYNメディカルグループは国内最多レベルの処方数を誇っておりますのでピルに関する事は当院までご相談ください。
各種ピルの特性
低用量ピル、経口避妊薬（OC）
低用量ピルは、卵胞ホルモン量が1錠30μg以下のピルで、おもに避妊目的（自費診療）で使用されるものです。排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑えることで、妊娠を予防します。
月経困難症治療としてのピル（LEP）
LEP（低用量、超低用量があります）は排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑えます。服用すると、子宮の収縮運動が抑制されることで、生理痛が軽くなったり、経血量が少なくなったりします。
ミニピル
黄体ホルモンのみの薬剤で、血栓症のリスクがあがりません。禁忌事項により低用量ピルが服用できなかった方も、ミニピルを服用する事で避妊ができます。避妊目的の為に自費診療になります。
アフターピル
アフターピルは避妊ができなかった性行為の後、72時間以内に（最大120時間）緊急的に妊娠を防止する目的で服用する避妊薬です。「できるだけ早く服用する」ということが重要です。早ければ早いほど妊娠を回避できる確率は高くなります。
ミレーナ®も取り扱っております
黄体ホルモン（レボノルゲストレル）が付加された子宮内に挿入するデバイスです。1回の挿入で約5年間、月経痛の改善、過多月経の改善、避妊効果があります。ミレーナ®は、ピルと同程度の避妊効果があり、世界中で使用されています。
また、子宮内膜を薄くする効果があるため、経血量がへり、月経困難症や過多月経の改善が期待できます。子宮内膜を薄くして着床を防ぐため、避妊効果があります。
黄体ホルモン剤単独のため血栓リスクがないというメリットもあります。ピルなどの内服が苦手な方や、血栓症のリスクが心配な方、禁忌事項によりピルの服用ができない方にお勧めです。月経困難症、過多月経の改善目的であれば保険適用、避妊目的であれば自費になります。